赤ちゃんが母乳やミルクをたくさん吐いて病気なのか心配!吐き戻しの原因や症状と対処法とは?
こんにちは。
0歳と6歳の娘をもつ専業主婦のみってぃです。
赤ちゃんが母乳やミルクをたくさん吐くとすごく心配になりますよね。
うちの次女も生後半年ぐらいまでは、ミルクをよく吐いていたのですごく心配でした。幸いうちの娘は病的な原因での吐き戻しではなかったので、6ヶ月をすぎたぐらいからは吐く量が減って、今はすくすくと成長しています。
赤ちゃんの吐き戻しは病気でない場合と病気の場合があるのできちんと様子を見て対処したほうが良いかと思います。
では、赤ちゃんが母乳やミルクをたくさん吐いた時の対処法と原因や症状を解説していきます。
もくじ
〈病気ではない場合の赤ちゃんが母乳やミルクを吐く原因や症状〉
〈病気ではない場合の赤ちゃんが母乳やミルクを吐く原因や症状〉
また、沢山吐いてしまう子でも元気で体重が増えていれば病気ではない可能性が高いといわれています。しかし、赤ちゃんが頻繁に沢山ミルクを吐いてしまう場合は小児科の先生や助産師さんに相談することをおすすめします。
・病気ではない場合の赤ちゃんが母乳やミルクを吐いてしまう主な原因
①げっぷが上手くできない
母乳やミルクを飲んだ後にきちんとげっぷがでないと、お腹の中に空気がたまって吐き戻しの原因になってしまいます。
ちなみにうちの娘はげっぷが出にくくてよく吐き戻しをしていました。
②母乳やミルクを飲みすぎている
生後間もない赤ちゃんは満腹中枢が未発達です。与えられた母乳やミルクをいくらでも飲んでしまい、胃がパンパンになって吐く場合があります。
③飲んだ後にすぐに寝ころばせる
先程も書いたのですが、赤ちゃんの胃は“ふたのない入れ物”のような形をしています。ふたのない入れ物に水を入れて横に倒すとこぼれてしまいますよね。赤ちゃんも母乳やミルクを飲んだ後にすぐに寝ころばせると吐き戻ししやすくなってしまいます。
〈病気の可能性がある時の赤ちゃんが母乳やミルクを吐く原因や症状〉
・病気の可能性がある赤ちゃんが母乳やミルクを吐く主な原因
①風邪をひいている
風邪をひいて体調が悪い時は体の消化器系が弱って母乳やミルクを吐いてしまうことがあります。
②非行性幽門狭窄(ひこうせいゆうもんきょうさく)
胃の出口の筋肉が厚くなって狭くなり、ミルクが流れにくくなってしまう病気です。
1000人に1~2人の割合で、男女比では約5:1(男:女)で男の子のほうが多いといわれています。非行性幽門狭窄になる原因はいまだ不明だそうです。
母乳やミルクをよく吐いてしまう赤ちゃんは1回で飲む母乳やミルク量を減らしてみると良いかと思います。しかし、1回の量を減らすとお腹がすくのも早いので一日の母乳やミルクの回数が増えて大変になってしまいます。パパやママが疲れすぎない程度に量や回数を調節することをおすすめします。
母乳の場合は量が見えないので搾乳してあげるのも一つの手ですが、これもママの手間が増えて大変なので、母乳を吸う時間を短めにするなどママの負担がかかりすぎないように調節することが大切だと思います。
・げっぷをしっかりさせる
赤ちゃんが母乳やミルクを飲み終わった時にしっかりとげっぷをしてあげることで吐き戻しが少なくなります。しかし、げっぷをするのが苦手な赤ちゃんもいるので5分ぐらい背中をトントンしても出ない場合は諦めても良いのではないかと思います。げっぷがでないと母乳やミルクを吐いてしまうことが多くなると思うのですが、だいたいの赤ちゃんが成長とともにげっぷも上手になっていくので、しばらくは吐き戻しが多くても様子を見ていてもよいかと思います。
ちなみにげっぷが苦手だったわが家の次女は6ヶ月ぐらいでげっぷが上手に出来るようになり、吐き戻しも少なくなりました。
・母乳やミルクを飲んだ後はしばらく上半身を高くしておく
母乳やミルクを飲んだ後すぐに横に寝ころばせるとミルクが逆流して吐き戻ししやすくなってしまうので、飲んだ後はしばらく抱っこしたり、タオルを上半身の下にしいたりして、上半身を高くすることをおすすめします。
赤ちゃんの母乳やミルクの吐き戻しは頻度や量が少なければそこまで気にはならないかと思いますが、多い場合はすごく心配になりますよね。吐き戻しの対処をしても気になる場合は、心配を和らげるためにも病院で相談してみることをおすすめします。
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